どうもヒキヨワ(@hikiyowatenchou)です。
さて今日はTwitterで少し話題になっていた「低価交換率」について。
何故今の時代は等価や55玉・56玉交換ばかりなのか?
ある程度主観にはなりますが、解説していきます。
何故低価交換衰退した!?
そもそも昔は組合の申し合わせで交換率が統一されていたらしい。
ただネットで調べてもあまりそれっぽい情報が出てこないので、何玉交換に統一されていたのかが分からない。
自分の会社の先輩によると、昔は80玉交換当たりで統一されていたらしい。
何故低価交換が衰退したか?
遊技機性能の変化
これが真っ先に思いつく。
台の射幸性や出玉性能が落ちているのに、交換率が悪いとユーザーの感覚としても物足りなくなってくる。
その補完として交換率が高くなっていったと推測。
遊技時間の変化
これも遊技機性能の変化に近いが、現代ではソシャゲやSNSなどの娯楽が多くある中で長時間遊技する人が少なくなった。
低価交換は玉を借りた瞬間から大きなマイナススタート。
出玉率が100%以上だからコツコツ出玉を増やして勝ちを目指すスタイルなので短時間遊技者には不利。
大手の戦略
自分の地域だけかも知れないが昔の等価のイメージと言えばマルハンとダイナム。
大手が真っ先にやっていたイメージ。
地域のパチンコ屋としても大手の交換率がスタンダードになると変えざる得ない。
今70玉交換やったらどうなる!?
今低価交換率で営業したら流行るのか?
流行る可能性は・・・
かなり低い
と思います。
もちろん営業に絶対はないので分かりませんが。
低価交換の営業手法
低価だとパチンコはよく回るし、スロットも設定がいっぱい入っている。
これは間違いない。
ただその営業は「売上が上がりにくい」ので、客数をかなり多く集めないといけない。
これが一番ネック。
低価交換失敗あるある
前述のとおり売上が上がりにくいのでより多くの客数が必要。
その客数が思った以上に集まらないと売上が上がらず、結果パチンコは思ったより回らないし、スロットも思ったより設定が入れてないという状況が発生する。
そしてお客さんは減るばかり。
そういった負のループが発生し始めたらかなり厳しい。
低価交換成功の秘訣
まあ最初に言っておくと成功の秘訣なんぞは無いのですが、個人的に低価交換が成功しうる状況を考えてみます。
商圏の客数が多い
都会の方が流行る可能性は高い。
前述の「客数」を集めるのが一番ネックなので、そもそもの客数が居ないと無理。
周りに大手が多い
これは完全主観です。
大手は大胆な交換率・戦略はやらない。
その反面、低価交換の営業が色濃く映る。
特に周りの大手が飛び道具ばかり使ってイベント客集めて、通常日は回収みたいなスタイルだとなお良し。
最後に
専門的な数字は省いて説明しましたが、何となく分かっていただければ幸いです。
個人的な意見にはなりますが、今の時代の「より大きい店」「等価かそれに近い交換率」「人気機種を多台数抱えて薄利」どこへ行ってもこんな営業手法で面白くないです。
交換率はもっと多様化しても良いと思うし、力入れる機種は店によって違っても良いと思う。
だが悲しい事に衰退期のパチンコ業界においてそんな理想論はクソの役にも立たない事を身に染みてわかっています。
でも中小のジリ貧ホールはもう少しチャレンジしても良いのではないか?そう思う。
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