ヒキヨワ(@hikiyowatenchou)です。
今回も「パチンコ店員の1日」シリーズ。
今回解説するのは入替作業。
入替作業が嫌いな従業員は多いです(笑)。何故ならシンドイから。
逆に入替作業が好きな従業員も居ます。普段はあまり活躍しない子でも、入替作業のパワー系業務では活躍したり、段取りよく作業が進むと快感を覚える主任も居ます。
そんな入替作業はどんな事をやっているのか?
パチンコ業界で働きたい方向けに、細かい部分は省きながら分かりやすく解説していきます。
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入替準備
入替の1週間前あたりから準備・段取りに入ります。
POP作成
新台機種の説明書、店内の案内ポスター作成、告知ポスター作成など店によって種類は違いますが多岐に渡ります。このPOP作成で漏れがあると入替作業中に作成したり、新台開店当日に慌てて作ったりとバタバタしてしまいます。
昔はすべて外注している企業も多かったですが、最近はできるだけ店舗で作成したり社内に作成専用の部署があったりします。
作業業者依頼
入替作業の台数に応じて業者へ依頼します。
台数が少なければ全て店舗人員で作業するし、多いと一部外注します。
新台1台設置〇〇円、機械1台移動〇〇円と業者によって相場が違うはずです。パチンコの方が安く、スロットの方が重くて大変なので高いです。
ちなみにここで依頼する台数をミスすると自分たちの作業量が多くなるので注意。
工具チェック
自分たちで作業をする場合は工具が必須。無いと困るので事前にチェックします。
トンカチ、釘、電動ドリル、傾斜器、作業手袋などなど。
事前に電動ドリルの充電を忘れると地獄(笑)
入替作業
遂に作業開始。ここから駆け足で解説です。
パチンコ
作業の流れ
- 撤去台の鍵を変更する
- 台の計数機、配線を全て外す
- 台の枠の釘(ネジ)を外す
- 撤去する出入口へ運ぶ
- トラックから新台を下ろす
- 撤去した台を全てトラックへ乗せる
- 新台を指定台番号まで運ぶ
- 台から枠を外す
- 枠を島へ設置する
- 島に付いた枠に台を設置する
- 配線を付ける
- データが上がるかチェックする
- 壊れていないかチェックする
ざっとこんな感じ
スロット
作業の流れ
- 撤去台の鍵を変更する
- 撤去台のメダルを空にする
- 配線を全て外す
- ネジを外す
- 背面にある補給口を外す
- 撤去する出入口へ運ぶ
- トラックから新台を下ろす
- 撤去台した台を全てトラックに乗せる
- 新台を指定台番号まで運ぶ
- 台に補給口を付ける
- 台を島へ乗せる
- 台の裏から配線を通して差す
- ネジを打ち込む
- ホッパー取り付け
- データ上がるかチェック
- メダル補給されるかチェック
- 新台の動作チェック
パチンコよりちょっと項目多い。
注意点
入替作業には色んな注意点がありますが、特に注意しなければいけないコトをピックアップします。
設置場所間違い
新台入替は警察に申請しているので、間違っていてはいけません。新台の番号間違い・設置場所間違い・台の故障などなどは設置前にしっかりチェックする事が大事。
台を落とす・倒す
台車で運んでいる最中に落とす事が稀にあります。
特にパチンコは自立しないタイプの台も多いので、台を落とす・倒すなど注意が必要です。
コンセント差し間違い
入替作業のキングオブ間違い。
パチンコ店員入替作業ミスあるある第一位(適当)
パチンコ店員冷汗部門第一位(適当)
スロットは機種によって電圧が違い、「100V(ボルト)」と「24V(ボルト)」があります。島にはこの2つのコンセントがあるのですが(正式には24Vは変圧器)これを差し間違えると台が故障する場合があります。
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最後に
初心者の方が見ると「大変そう!」と思うかもしれませんが慣れたら意外と簡単です。
入替作業内容を覚えて、月に1・2回長時間の残業があると思えば気は楽です。
ただ年々パチンコ業界は、高齢化や各台計数機による従業員の減少で作業がシンドイです(笑)
だからメーカーはもっと台を軽くせんかい!
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