ヒキヨワ(@hikiyowatenchou)です
今回はパチンコ店の設備について。
たまにお客さんでも「遠隔しとるやろ!」とか「店長スイッチ押して!」みたいな事を言われます。
もちろん常連さんだったら言葉遊びというか、挨拶みたいなモノなので良いですが、ガチで言ってくる人も居ます。
なので今回はパチンコ店の設備について解説していきます。
設備と言っても沢山あるので、遠隔と勘違いしてしまいそうなモノなどに絞っていきます。
リモコン
まず一番怪しいリモコン(笑)
店員が腰からぶら下げてるやつ。
基本用途としては台の上にあるデータランプに信号を飛ばす。
これだけ書くと「遠隔やんけ!」となりますが、データランプに飛ばしても台へ信号を飛ばすことはできません。
データランプを「食事中」の表示にしたり「呼び出し中」の表示に切り替える事ができます。
また「ワイヤーロック」といって、台は鍵だけで開けれないように裏にワイヤーが付いていたり、台の前にロックがあります。
このロックが普段は台を開かないようにしていますが、リモコンでデータランプに解除信号を送るとワイヤーが緩んで開くようになります。
あとは一列全部をワイヤー解除するボタンだったり、データランプのイルミネーションを変えたりできるリモコンもあります。
ちなみにマスターリモコンみたいなやつもお店にあって、それを使ってデータランプのデータを消したりできます。
情報配線
次は配線について。
台のトラブルなどで店員が台を開けているのを見たことあるでしょうか?
パチンコの遊技台は鍵を左に回すとガラスが開き、右に回すと台が開いて裏側を見る事ができます。
その裏側にはデータを吸い上げる為の配線があります。
ぱっと見は「台に変な線付いとるやんけ!」みたいな感じですが、台からデータを受け取るだけの配線です。
基本パチンコは「スタート(回転数)」「大当たり」「確変」「始動口」「払い出し」「ドア開放」などの情報配線が付いています。
各項目の説明は今回は意味が無いので割愛します。
ホールコン
はい出ました(笑)
よくネットなどで見かける「ホルコン」ではなく、ホールコンピューターの略「ホールコン」
先ほどの台に付いている配線から情報を拾って、ホールコンに集約されます。
集約されたデータが見やすく閲覧できるのがホールコンです。
普段はこのホールコンを見て、台に異常なデータが無いか確認したりします。
あとは新台入替の設定を入れたり、景品の登録や会員の登録など用途は多岐に渡るコンピューターです。
よく「ホルコンで出玉調整してる!」みたいなネット書き込みがありますが、まるでそんな機能はなく、むしろ全パチンコ屋店長が「出玉調整できたらどれだけ楽か」と思っているに違いない。
最後に
全国のパチンコ店が100%遠隔していないとは言えません。
だって他の企業知らないし。
ただひとつ言える事として、遠隔はお客さんが思っているよりリスキーという事。
細かい話は省きますが、仮に遠隔をやっていてバレた場合はその企業全店営業停止+営業資格取り消しです。
そんなリスクを負ってまでやる価値がある事ではないと思います。
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