ヒキヨワ( @hikiyowatenchou )です。
大都技研のスロット開発者は本当にスロットが好きだなって思います。
大都のスロットは特に設定5にしっかり差を付ける場合が多いです。
これは設定6だけを追いかけて偶数狙いだけにしない為であったり、設定1が生きる為の思考だと勝手に想像しています。
という事で本日の考察はこちら
リゼロ・番長3は設定5を使え
まあ多くのホールで実践済みの内容ではありますが、一部のホールではいまだに設定2・4・6が神格化されています。
では何故、設定5が重要なのか?
布教活動を開始します。
結論:設定1を動かす為
もちろん客の立場だったら、一番出玉率の高い設定6が良いに決まっています。
ただ店側が考えなければいけないのは、決められた利益を取りながらいかに設定アピールをするか?
設定1がまるで動かなかったら、その分高設定が無くなるのは当たり前の話です。
という事で偶数メインと奇数メインではどれぐらい差があるかシミュレーションしていきます。
番長3偶数シミュレーション
計算を簡単にする為に等価営業の単純計算で算出します。
設置台数は20台の想定
押忍番長3 | |||
設定 | 2 | 4 | 6 |
出玉率 | 99.4% | 106.7% | 119.3% |
回転数 | 5,000 | 7,000 | 9,000 |
台数 | 18 | 1 | 1 |
差枚数 | 1,620 | -1,407 | -5,211 |
トータル差枚 | -4998枚 |
※差枚数は店側目線
もちろん低設定と高設定では、回転数が違うので差を付けています。
設定2が18台、設定4と6を各1台置いただけで約5000枚もマイナスしました。
5,000枚というのは、他の出玉率98%機種を83,000回転させてようやく回収できる枚数です。
都会の方ならまだしも、田舎の方だともっと低設定の回転数が少ないハズなので、マイナスは大きくなります。
次は奇数でのシミュレーションです。
番長3奇数シミュレーション
こちらも20台の想定です。
番長3だったら設定3はいらないと思うので排除しました。
その分、設定1の回転数を少なくしています。
番長3 | ||
設定 | 1 | 5 |
出玉率 | 98.2% | 116.0% |
回転数 | 4,000 | 9,000 |
台数 | 19 | 1 |
差枚数 | 4,104 | -4320 |
トータル差枚 | -216 |
※差枚数は店側目線
マイナスがだいぶ少なくなりました。
これなら別の機種での回収が楽になりそうです。
リゼロ偶数シミュレーション
リゼロも計算を単純化して等価営業想定です。
あと最近はリゼロを20台も設置しているホールが少ないので、7台でシミュレーションしました。
リゼロ | |||
設定 | 2 | 4 | 6 |
出玉率 | 99.0% | 103.9% | 113.3% |
回転数 | 2,000 | 7,000 | 9,000 |
台数 | 5 | 1 | 1 |
差枚数 | 300 | -819 | -3519 |
トータル差枚 | -4,110 |
※差枚数は店側目線
リゼロの低設定は展開次第では全然動かないので少なめにしています。
番長と似たような結果になりました。
リゼロ奇数シミュレーション
という事で奇数のシミュレーションも見ていきましょう。
リゼロ | |||
設定 | 1 | 3 | 5 |
出玉率 | 97.4% | 101.0% | 108.0% |
回転数 | 1,000 | 5,000 | 9,000 |
台数 | 5 | 1 | 1 |
差枚数 | 390 | -150 | -2,160 |
トータル差枚 | -1,920 |
※差枚は店側目線
設定1の回転数は少なくしています。
番長よりは利益が取れませんが、偶数のみよりはだいぶマシな数値となりました。
設定5が無いと設定1が動かない
今回のシミュレーションは偶数のみと奇数のみの極端な例でやりました。
ただ見てわかる通り低設定は思っているよりも抜けません。
その低設定の回転数が少ないと高設定の数も減ってしまいます。
逆に言えば低設定の回転数が増えれば高設定も増える事になります。
なのでいかに設定5で釣り、設定1を動かすか
これが奇数を使っていく1番の意義です。
最後に
今回は番長とリゼロでやりましたが、ある程度奇遇判別が出来てしまうスロット全般に使えます。
特に設定5の機械割が高い機種程、有効だと言えます。
全国の店舗責任者の皆さん
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