ヒキヨワ( @hikiyowatenchou )です。
さて今回は時事ネタです。
SNSでも拡散されていましたが、パチンコメーカーの京楽が旧規則機を撤去しないホールに新台を販売しない意向を文書としてだしました。
今回はこの件について擦っていきます。
文書内容
京楽から出された文書は下記の通りです。
【文書内容】※一部割愛
旧規則機の取り扱いに関する法令及び業界ルールの遵守について
ご承知の通り、「パチンコ・パチスロ産業21世紀会決議」および「6団体代表者会議合意事項」において旧規則機の取扱いについて既にお取引先各位には広く周知されていることと存じます。
弊グループといたしましては、売買契約書にも明記させていただいておりますとおりパチンコ・スロットの業界が発展していくために、法令に基づき業界ルール徹底遵守を推進していく方針でございます。仮に、法令および業界ルールを遵守されないお取引先様がおられる場合、そのようなお取引先様には、新台販売および保証期間経過後の部品供給ならびに各種保証書の発給を控えさせていただく場合がございます。
パチンコ・スロット業界の健全な発展のために、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
引用:京楽産業グループ文書より
簡単にまとめると
ポイント
- コロナの影響で撤去期限が伸びたけど、組合で決めた撤去期限はちゃんと守って下さい
- 守らない企業には新台と部品は売らないし、中古移動書類の発給をしません。
こんな内容です。
ちなみに中古移動書類の発給が止まると倉庫にある京楽機械を再設置出来なくなったり、中古市場の京楽機械を入れれなくなります。
メーカー側も今までルール守って無い
今まで京楽に限らず色んなメーカーがいわゆる抱き合わせ販売をしています。
「機種〇〇が欲しければ、その前に販売される△△も買ってくださいね」みたいなやつです。
これは明確に独占禁止法に違反している行為ではありますが、パチンコ業界では当たり前にある販売行為です。
メーカーが守ってないからホール側も守らないでも良いというワケでは無いですが、ホール側の感情として納得感はありません。
今後の予測
1年撤去期限が伸びているので、違法性はありません。
ですが体裁もあるので撤去するホールは多いと思います。
ただ一番やっかいなのは新台はいらないからこのまま撤去せずに営業するホールが出てくると思います。
特にスロ専やスロットの設置台数が多いホールは旧規則機を少しでも長く残したいハズです。
現状の6号機の新台も期待できない中で、新台買うメリットも感じないとなれば旧規則機を残す選択も頷けます。
違反したホールへの罰則は?
違反したとしても組合除名ぐらいだと思います。
正直組合に除名されたとしても、小さな企業などは別に痛くも痒くもありません。
ただ小さい企業も存続の為に必死なので、一概に責め立てれないのも現状です。
個人的な意見
僕個人の意見としてはメーカー調子乗るなよって感じです。
前述した通り、メーカーはホールから金を巻き上げる事ばかり考えていると言われても仕方のない販売手法が多いです。
特に今回話が上がっている京楽は抱き合わせ販売の多いメーカーです。
どのツラ下げて言ってるんや(口悪い)
最後に
正直お客さんには関係の無い話。
業界内の体裁や、警察への顔向けの部分です。
ただ今後、長くこの業界が続くことを考えると足並みを揃えた方が良いと感じます。
敵は業界内にあらず。
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