これはまだ世間を全然知らないバカが、パチンコにハマっていく過程を書いたノンフィクション(一部記憶なし)である。
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初めてのパチンコ
始めてパチンコ店に行った時の記憶は幼少期まで遡るが、初めてパチンコを遊技した記憶となると中学生の頃が最初である。
中学生なんかは休みの日はヒマなもので、特に部活に精を出すようなタイプでなかった僕は友達とのんびり過ごして居た。ただ好奇心旺盛な時期でもある為、何となく退屈な日々には耐えられない。
そんな中、ヤンキー風の友達から「パチンコ行こうぜ」と誘われた。ヤンキー風の友達は年上の兄の影響もあって何回かパチンコ店に行ったことがあるらしい。
今では信じられない話だが、僕が中学生の頃はパチンコ店の未成年者入場禁止がかなり緩かった。中には学生服でパチンコ店に行くようなヤツも居たが注意はされなかったらしい。
一応パチンコ店で年齢確認をされるのが怖かった僕たちは「これ大人っぽくね?」とか言いながら服を変え髪を整えてパチンコ店に行った。今思えば自分にもかわいい所がある。
パチンコ店に着くとそこはもう別世界。ただ当時は年齢確認をされるのが怖すぎて正直あまり記憶にない。
既にパチンコ経験のあるヤンキー風の友達から勧められた台が、この「ファインプレー」である。
いわゆる羽根物と呼ばれる台で、玉がVに入れば当たりという単純なゲーム性。当時の自分にパチンコのスペックとかいう概念は無かったが、お金の無い中学生が打つには低投資で遊べる良い台選定だ。
ただいくら低投資で遊べると言っても中学生の持ち金なんて知れている。当時は当たった記憶もなくすぐに帰ったと思う。これが初めてパチンコを打った時の記憶だ。
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パチンコにハマるキッカケ
中学生で初めてパチンコをやってから数か月後、高校に入学した。高校に入学すると勉強・部活・恋愛などなど忙しいもので、パチンコの事はすっかり忘れていた。
ただ高校生も3年の秋に部活は引退。進学する気が無かった僕は中学生の時と同様にかなり退屈な日々を過ごして居た。
そんな時に友達とダラダラ過ごして居ると、また「パチンコ行ってみね?」という会話になる。なぜこういう流れになったのかはまるで覚えていない。この時は既に年齢も18歳になっていたので、中学生の時とは違い恐怖心は無かった(厳密にはダメだが)
そして友達の家から徒歩で行ける距離にあるパチンコ店に足を運び、選んだ台は「レレレにおまかせ」である。
これもいわゆる羽根物と呼ばれる台で、V入賞で当たりの単純なゲーム性である。
この友達と行った時も正直当たったかどうか記憶にない。その時のノリで遊びに行き、「俺たちパチンコやってるぜ感」を味わったに過ぎない。ただこの時に自分の中で何かスイッチが入ったに違いない。
それから僕は1人でパチンコを打ちに行くようになった。
実家から近くのホールに行き、レレレにおまかせに座って500円を投入する。当時は釘だのストロークだとの知識は無い。でもなぜか500円~数千円勝ちを最初に何回か味わった。いや味わってしまったと言うべきか。
それから学校終わりや休みの日の隙間時間にレレレにおまかせを打つのが日課になっていた。余談だがこの時の記憶として鮮明に覚えているのが、正月に朝から打ちに行った時に店が休みでガッカリした思い出がある。今思えば正月に店休を取るなんて良い時代である。
そしてこのおバカな少年は18歳の春にパチンコ店へ働きに行くのであった。
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